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債務整理のタイミング

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2020年12月29日

1 債務整理はタイミングが重要

借金の返済が大変であるときに、いつ債務整理をするかのタイミングは、とても重要です。

タイミングが遅れて、貸金業者に裁判を起こされたり、給料を差押えられたりしている方もいらっしゃるからです。

ここでは、弁護士から見た、そもそも債務整理をいつするかのタイミング、債務整理をする必要があるかの見極め方を、大きく4つお伝えします。

2 借金を返すために他から借入しているとき

健全に返済が続けられる方は、例えばA社の借金を収入の範囲内で返済できています。

A社のショッピングを返済するためにB社で借入をする、B社の借金を返すためにC社で借金をするというように回している方は、収入の範囲内で返済できていないのが通常です。

こうなると、借金は増える一方で、いずれどこも貸してくれなくなり、返済できなくなるのが通常です。

ですから、借金を返すために他から借入をするようになったら、債務整理をするタイミングといえるでしょう。

3 元金をほとんど払わず利息ばかり払っているとき

毎月返済を続けていても、ほとんど元金が減っていない方が大勢いらっしゃいます。

この原因は、利率が高いことと、毎月の返済額を抑えないと返済が難しくなっていることにあります。

毎月どれだけ元金を払い、どれだけ利息を払っているかは、利用明細を見れば確認できますが、利用明細がなくても大体であれば簡単な計算で分かります。

たとえば、200万円の借金を年利12%で借りているとします。

1年で24万円(200万×12%)の利息を支払うので、1ヶ月に2万円(24万÷12)の利息を支払います。

毎月の返済額が3万円なら、2万円が利息で1万円が元金です。

これでは、新たに借入をしなくても毎月1万円しか元金が減らないので、借金を完済するのにものすごく時間がかかることが分かります。

債務整理をすると、将来の利息は原則として0となることが多く、元金だけ返済すればよくなりますので、先ほどの例の毎月3万円の返済でも、5年程度で完済できます。

4 借入を断られたとき

新たな借入を断られるということは、貸金業者が、あなたを返済していけないと判断したということです。

他の業者が断ったのに貸してくれるのは、利率が高く取立も厳しい業者になり、ともすればヤミ金から借りることにもつながります。

そうなると、職場や家族に連絡がいく等につながりかねませんから、新たな借入を断られるのは、債務整理をするタイミングを迎えていることを示しています。

5 約定どおりの返済が難しくなったとき

毎月業者と約束した返済額を用意できなくなれば、延滞になります。

債務整理のデメリットとして信用情報に事故情報が登録されて(いわゆるブラックリスト)新たな借入ができない、カードが作れないということがあります。

しかし、延滞が2ヶ月程度解消できなければ、債務整理をしなくても延滞で登録されますので、債務整理をするデメリットがなくなった状態といえます。

6 まとめ

2から5のいずれか1つでも該当する場合は、いずれは債務整理せざるをえなくなる可能性が高いです。

タイミングが遅れて給料差押え等にならないよう、実際に債務整理をすると決めていなくても結構ですので、お早めに弁護士までご相談ください。

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