薬害講演会

先日,薬害の講演会に参加してきました。

薬害が裁判で認められずらい現状を再度認識することができました。

薬害訴訟の困難さは,1,該当の薬で問題となっている症状が起きるのか 2,症状として起きるとして被害者に出た症状が薬によるものと言えるのか 3,薬害を起こしたことについて企業等の過失があるのかという点などを被害者側が立証しなければいけないことにあると思います。

薬害の立証のためには医師等の協力や疫学的な視点も必要となるためとても難しい分野だと思いました。
なかなか,薬害被害者の方が裁判で適切な損害の賠償を受けることが難しい現状があるため,政治家も巻き込んで薬害の場合の立証責任の軽減が図られるなどされれば良いなと思いました。