名古屋で交通事故案件を中心に取り扱っている弁護士の青山です。
今年もゴールデンウイークがありましたが、例年ゴールデンウイーク明けは交通事故の相談が増えます。
車で遠出の機会が増えるからだと思われますが、交通事故にはくれぐれも注意しましょう。
さて、前にもブログで書いたことがあるかもしれまんせんが、交通事故に遭い、頭に強い衝撃を受けた場合は高次脳機能障害に注意です。
高次脳機能障害は、脳に残った障害です。
外から見てわかる身体的な障害があるわけではないのすが、脳に障害が残った結果、理解力や集中力、記憶力の低下や、性格の変化などを引き起こします。
症状の程度は様々で、明らかな人格の変化が見受けられる場合もありますし、よくよく注意しなければわからないこともあります。
そのため、交通事故で頭に強い衝撃を受けた場合、被害者の家族や職場、学校等の周囲の方々は、被害者の普段の様子を注意深く見守る必要があります。
被害者が前よりも怒りっぽくなった、集中力が続かなくなった、周囲の人間とよく衝突するようになった、忘れっぽくなった等の症状がある場合には高次脳機能障害の可能性があります。
高次脳機能障害は難しい症状で、まれに医師でも気付かないことがあります。
高次脳機能障害が残った場合、自賠責保険で適切な後遺障害等級が認定されれば、適切な賠償金が支払われます。
認定される等級によって、賠償金が大きく変わってきます。
名古屋で交通事故に遭い、高次脳機能障害が残ってしまったか、あるいは高次脳機能障害が疑われる場合は、一度私までご相談ください。