コロナと2020年度司法試験,司法修習

弁護士の青山です。名古屋で交通事故案件を中心に取り扱っています。

朝晩の冷え込みが強くなりましたが,皆様いかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウィルスも,寒い時期のほうが重症化する可能性が高いという話も聞いたことがあります。

体調管理には万全を尽くしたいですね。

さて,毎年この時期は,司法試験の合格発表があり,合格した方は,裁判官,検察官,弁護士の適性を見極めると同時に実務研修をする司法修習が,例年では12月に開始されますので,その準備をバタバタと始めることではないかと思います。

しかしながら,2020年は新型コロナウイルスの影響で,司法試験の実施や,司法修習にも影響が出ています。

まず,司法試験は例年5月の中旬に中一日の休日を挟んで4日間かけて実施されますが,今年は緊急事態宣言が出されている状況下でしたので,延期され,8月中旬に実施されました。

そして,合格発表も,例年であれば9月の中旬ですが,2020年度の合格者は,2021年の1月20日に発表とされています。

このような試験の延期等は,試験の日に実力をピークに持ってくるために,一年かけて調整をしてきた受験生にとって,本当に辛いと思います。

また,2020年度の合格者の司法修習の開始も,通常は2020年の12月ですが,2021年の3月開始となりました。

コロナの影響にも負けず合格を勝ち取った2020年度合格者の皆様には,今後,是非,弁護士,裁判官,検察として活躍していただきたいものです。

私も,コロナには最大の注意を払いつつ,弁護士として,交通事故に遭われた方へのお力添えに全力を注ぎます。