今回、戸籍の広域交付制度を利用しましたので、こちらで共有したいと思います(名古屋市の場合を前提に記載していますので、他の市区町村では手続きが異なる可能性があります。)。
1 広域交付制度とは?
戸籍の広域交付制度は、2024年に施行された制度です。
それまでは、戸籍証明書を取得するには、本籍地のある市区町村役場で請求する必要がありましたが、この制度を活用すると、本人、配偶者、直系尊属(父母、祖父母など)、直系卑属(子、孫など)については、本籍地ではない地区町村の窓口でも戸籍証明書を請求することが可能です。
2 ①広域交付申請書の記載
名古屋市の場合、広域交付請求書は、名古屋市のWebサイトからダウンロードすることができます。
名古屋市:申請書・届出書のダウンロードサービス(暮らしの情報)
3 ②区役所に行く
現時点では、広域交付請求は、郵送ではできませんので、区役所に行く必要があります。
自身の住所がある区の区役所には限られず、どこの区役所でも問題ありません。
私は、職場から最も近い中村区役所に行きました。
広域交付請求ができる時間帯は限られ、区役所が空いているからといって必ずしも請求できるわけではないため注意が必要です。
また、日曜窓口では広域交付請求はできませんので、この点も注意が必要です。
運転免許証などの本人確認書類が必要になりますので、忘れずに持っていかなければなりません。
4 ③区役所の窓口で申請を行う
窓口で、記載した申請書を渡し、本人確認書類を提示します。
広域交付の場合、本籍地の市役所等への確認手続きが必要となるため、通常の証明書発行よりも時間がかかるようです。
私の場合は、20分程度で交付を受けることができました。
長時間かかる場合や当日交付が受けられない場合もあるようですので、注意が必要です。