弁護士であれば後遺障害の問題に詳しいのですか?
1 弁護士であればどの分野でも精通しているわけではない
みなさんは,弁護士に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
よく聞かれる質問としては,「弁護士の人は,六法全書は全部暗記しているのですか?」という質問です。
六法全書を暗記している弁護士はこの世の中に存在するのでしょうか・・・
私は,聞いたことがありません。
そもそも六法全書に載っている法律を全部暗記したところで,自分の業務に関係ない法律が大半を占めるので,覚える必要がありません。
2 弁護士にも医者と同じように得意分野がある
弁護士は,医師と同じように,自身の得意分野をもっていることが通常です。
医師の中でも,皮膚科,整形外科,脳神経外科などいろいろな診療科目があります。
みなさんは,皮膚科の先生に,腰の手術をしてくださいとお願いすることはあるでしょうか。
まず,そんなお願いはしないと思います。
また,同じ整形外科の医師でも,手術できる先生もいれば,手術はできない先生もいて,それぞれの医師の力量にはばらつきがあります。
この話は,弁護士の世界にもあてはまります。
弁護士も,取り扱い分野が多岐にわたります。
債務整理,交通事故,労災事故,相続,離婚,労働,刑事事件,企業法務,知的財産関係など,さまざまな分野があります。
どの分野も生半可な知識では処理できない高度な専門知識が要求される分野ばかりです。
その中でも,特に交通事故による後遺障害については,特に高度な専門的知識が要求される分野であるといわれています。
そのため,交通事故を扱っている弁護士であっても,実は後遺障害については詳しくないということがあり得ます。
3 弁護士法人心の強み
当法人には,後遺障害等級認定機関出身のスタッフが在籍し,弁護士とともに後遺障害申請のサポートを行っております。
後遺障害について,後遺障害チームのスタッフと弁護士とが,後遺障害等級認定の可能性,必要な検査,症状固定の時期,後遺障害申請の時期などを協議し,的確な対応ができる体制を整えております。
4 後遺障害のご相談
弁護士であるからといって,後遺障害の問題に詳しいということはありません。
後遺障害についてのご相談は,ぜひ弁護士法人心 名古屋法律事務所の弁護士にお任せください。
弁護士法人心では,宗教法人についても対応してもらえますか? 高次脳機能障害に関して,後遺障害等級によって受けられる損害賠償額はどのように異なるのですか?