早まる弁護士の就職活動

弁護士の資格を取ってもすぐに独立開業する人は少数で,多くの人はどこかの法律事務所や企業に所属します。

そのために,弁護士も就職活動をするのですが,年々その就職活動時期が早まってきています。

以前は,司法試験の合格発表後に就職活動を始める人が多かったのですが,最近は,司法試験の受験後,合格発表までの間に就職活動を行う人も増えてきています。

そのため,せっかく内定を得たのに(採用する側からすると内定を出したのに)司法試験に落ちてしまったという話もよく聞きます。

司法試験受験生からすると,試験を受けてから合格発表までの期間に,司法試験の勉強を継続するのか,就職活動を行うのか,両方行うのかは,悩ましい問題かと思います。