今年の6月は、台風のニュースから始まりました。
6月1日から6月3日にかけて、台風6号が上陸しましたが、6月の台風上陸は、14年ぶりのことだそうです。
雨が降っても槍が降ってもという言葉もありますが、弁護士の仕事は多少の台風では休めません。台風6号が迫る中、大阪から京都への出張をしなければいけませんでしたが、無事に往復することができました。
なお、台風6号について「チャンミー」という名称がついていたようです。
このチャンミーという名称はいったいどうやって決まっているのか気になって調べてみたのですが、台風委員会というところで決めているそうです。
しかし、台風委員会というのを、私はよく知りません。
台風委員会とは何かが気になってきますが、国際的な機関であるようで、英語表記ではTyphoon Committee、太平洋地域の台風災害軽減を目的に国連などが主体となって設置した機関ということでした。
東南アジアの国々や日中韓など台風が来そうなエリアの国々が加盟しているようです。
この台風委員会において、各国が提案した名称の中から選択された台風の名称は選択されるようです。
なんで、そんな複雑な手続きをしてまで、台風に名前を付けるのかと疑問に思いました。
別に、気象庁式に台風6号、7号と数字で数えればいいじゃないかとも思います。
説明では、愛称をつけることで人々の関心をあつめて防災意識を高める目的があるであるとか、数字だけだと他の台風と混同しやすいので名前を付けるというような理由が解説されていました。
台風6号の方が馴染みやすく感じるのですが、まあ、これは文化の違いなのだと思います。
なお、日本が命名した台風もあるようです。気象庁のホームページでは、「140個のアジア名のうち日本からは、星座名に由来する名前10個を提案しています。」と記載されており、10個は日本が命名した台風があるようです。
たしかに、そう聞くと、日本が命名したその台風のことを、もっと知りたいという気持ちがでてきます。
確かに、名前を付けることで防災意識を高めるという戦略にはまってしまっているのかもしれません。
気象庁のホームページでは、「星座名を提案した理由として、特定の個人・法人の名称や商標、地名、天気現象名でない「中立的な」名称であること、「自然」の事物であって比較的利害関係が生じにくいこと、大気現象である台風とイメージ上の関連がある天空にあり、かつ、人々に親しまれていることが挙げられます。また、アジア名として採用するには、文字数が多過ぎないこと(アルファベット9文字以内)、音節が多くなくて発音しやすいこと、他の加盟国・地域の言語で感情を害するような意味を持たないことなどの条件もあります。」という説明が続けてなされていました。
説明に、「なるほど」と感心するとともに、台風に名前を付けるのも、こんなにまじめにいろんな考慮事情を斟酌しなければならないのかと、大変な仕事だなと、頭の下がる思いです。