中国語で弁護士は?

日々の業務の気分転換に,外国語で弁護士はなんというのかを,この前のブログの流れで調べてみました。

中国語では律師だそうですね。

まあ,これは,法律の律の字が付いているわけですから,日本人にもなじみやすい気がします。

なんとなく,「中国」「律」という字をみていると,「遣唐使」「律令国家」というキーワードが連想されてきます。

 

ちなみに,「律」は現在の日本法でいうところの刑法にあたり,「令」は行政法や民事法にあたるそうです。

子供の頃は,律令とセットで丸暗記していましたが,細かな区別があったのだなと思います。

 

なお,現代中国の律師の方は,民事法も取り扱うようです。

 

 

語源について

以前,Barrister(英語)とBarista(イタリア語)という言葉が似ていて語源は?という記事を書きましたが,

その後,インターネットなどで調べてみたところ,まったく関係ないという話もあったのですが,

ある記事で,Barはもともと,人より場所を意味する言葉で,それが転じて,コーヒー屋酒類などを提供する場所を指す使われ方をする場合や,

法廷などのように人がたくさん集まる場所を指す使われ方をする場合などに,言葉の意味が派生した。

したがって,Barrister(英語)とBarista(イタリア語)は,関連のある言葉であるという話を目にしました。

 

そういえば,アメリカの司法試験のことを,BarExamと留学生が呼んでいたを思い出しました。

確かに,司法試験がなぜ「Bar」なのだ?と不思議に思った記憶があります。