血糖値スパイク

まだ肌寒い日が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

寒いのは嫌ですが、この寒さが和らぐと今度は花粉の季節になるので、それはそれでいやだなぁと思う今日この頃です。

さて、今回は血糖値スパイクの話をしようと思います。

食べ物に含まれる糖は、体内で分解・吸収され、血液中に取り込まれることで血糖値が上昇します。
血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌され、インスリンの働きで、体内の細胞に血液中のブドウ糖が取り込まれるのですが、これによって血中のブドウ糖濃度が下がり、血糖値が低下します。

このようにして食後は血糖値が上昇・下降するのですが、この血糖値の変動が激しく、急上昇と急下降を引き起こす現象のことを「血糖値スパイク」と言います(急上昇・急下降する血糖値をグラフにするとスパイク(とげ)のように見えるため、このように呼ばれます。)。

血糖値スパイクのような血糖値の乱高下は、血管にダメージを与え、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞等のリスクを高くすると考えられているようです。

血糖値スパイクを予防するための方法としては、例えば以下のようなものが挙げられます。
・食事の際は、よく噛み、ゆっくりと食べる。
・野菜を最初に食べるようにする。
・1日3食まんべんなく摂るようにして、食事を抜いたり、ドカ食いをしないようにする。
・食後に運動をする。
・食べてすぐ寝ないようにする。

以上、弁護士になった以降、1日1食(夜のみ)、炭水化物中心の食事で、食後に運動もせずにすぐに就寝をしてしまっている私から、自戒の意味を込めたブログでした。