あけましておめでとうございます

年明けから少し時間が経ってしまいましたが、皆様、新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。2023年も弁護士法人心豊田法律事務所をよろしくお願いいたします。

皆様は年末年始はどのように過ごされましたでしょうか?

私的には、今回の年越しは、12月31日が土曜日、1月1日が日曜日でしたので、あまり特別感はなかったように感じました(笑)

とは言え、しばらくぶりに実家に帰り、姪っ子とも1年ぶりに会うことができました。

1年前は這うことしかできなかった子が立ち上がれるようになったり、喋れるようになったりで、小さな子どもの成長速度に驚かされました(1年ぶりに会った私の顔はすっかり忘れていたようでしたが(笑))。

1日丸々休めたのも久しぶりでしたので、リフレッシュできたように感じます。

少し真面目な話になりますが、2023年も労働基準法、民法、不動産登記法、消費者契約法など、皆様の生活に関わりの深い様々な法律の改正が予定されています。

私も法律の専門家として、改正法の修得が遅れないよう、努めてまいる所存です。

それでは、今年も、1年間、頑張って走り抜けたいと思います!

何卒よろしくお願い申し上げます!!

ふるさと納税

2022年も残すところあと2週間ちょっとですね。

1年のラストスパート、最後まで気力を振り絞って頑張ります。

さて、先日、年末が近づいてきて、今年はまだふるさと納税をしていないことをふと思い出しました。

急いで寄付をすませ、現在、続々と返礼品が届いております。

私は主に食品をいただける自治体に寄付をしているのですが、自炊はできませんので、返礼品は全て冷凍食品とインスタント食品です。

今、私の部屋には、100個を優に超えるカップ麺が存在します。

新年度までは、食事に困ることはなさそうです。

皆様のおすすめの返礼品がございましたら、是非、ご教授ください。

ふるさと「納税」で思い出したのですが、最近、防衛費増額の財源としての増税が検討されているようですね。

(ふるさと納税は、実際は「納税」ではなく、「寄付」ですが・・・)

税金があがるのは正直つらいですが、いずれにしても将来の生活が豊かになることを信じて、検討の結果を待ちたいと思います。

2022年最後のブログだというのに、いつものごとくとりとめのないゆるっとした内容となってしまいました・・・

何はともあれ、本年は大変お世話になりました。

来年も弁護士法人心豊田法律事務所をどうぞよろしくお願い申し上げます。

尿酸値

だんだんと日が落ちるのが早くなってきましたね。

気温も低下してきているので、皆様、体調を崩さないようお気を付けください。

さて、先日、今年の健康診断の結果が返ってきました。

視力が悪いのは例年のことなのですが、2年連続で尿酸値が基準値以下で悪い判定となっていました(泣)。

尿酸値が高いと痛風の原因となったりして良くないという話は耳にしたことがあるのですが、低い場合はどのような悪影響があるのか知りませんでしたので、少し調べてみました。

そうしたところ、「腎性低尿酸血症」という病気があるようでして、尿路結石ができたり、激しい運動をした後に急性腎不全といった合併症が生じる可能性があるとのことでした・・・

ただ、「腎性低尿酸血症」が強く疑われるのは、血中の尿酸値が1デシリットルあたり2ミリグラム以下になる場合のようであり、私の場合は、健康診断の基準値以下ではあるものの、まだ「1デシリットルあたり2ミリグラム以下」にはなっていないため、深刻な状態ではなさそうです(?)。

症状がない場合は積極的な治療は必要ないようなのですが、激しい運動をする前に十分な水分補給をした方が良いとのことですので、今後、運動をする機会があれば気を付けたいと思います(基本、自宅と弁護士事務所を往復する生活なので、運動する機会はまずありませんが(笑))。

健康診断2022

秋になり涼しくなったかと思えば、また暑くなるという日々が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

気温の変化が激しいので、体調を壊されないようご注意ください。

さて、今年も弊社の健康診断の季節がやってきました。

普段、不摂生な生活を送っていることは百も承知ですので、この時期は毎年戦々恐々としております。

昨年は、視力が低下しているのでメガネを変えるように言われたのと、食事をきちんととるようにと言われた程度で、他は特段異常なしでした(なお、指摘のあった2点については改善できていません・・・)。

とは言え、仕事のために健康を犠牲にしていると感じることが少なからずありますので、他の弁護士の先生方が、どのようにして仕事と健康の両立を図っているのか、気になります・・・。

なお、労働安全衛生法第66条では、事業者は、原則、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければならず、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければならないと規定されておりますので、豆知識として覚えておいていただけますと幸いです。

何事を行うにも健康な身体が資本となりますので、日頃から健康に気を付けて生活をしたいと思います(毎年、思っているだけになってしまっていますが・・・)。

まちかど厨房

皆様は、ローソンの「まちかど厨房」はご存知でしょうか?

「まちかど厨房」とは、店舗内のキッチンで仕上げたサンドイッチやお弁当のブランドのことを言うらしいのですが、少し前に、自宅近所のローソンに「まちかど厨房」のコーナーが出来ました。

最近では、仕事の帰り道にローソンに寄って、まちかど厨房のお弁当が残っていないかを確認するのが日課になっています。

まちかど厨房の何が良いかと申しますと、その値段とボリュームです。

私が仕事を終えてローソンに寄るのは、大体、23時~24時頃なのですが、この時間帯は、まちかど厨房のお弁当がなんと半額になっていることが多いです。それゆえ、かき揚げ丼やかつ丼などを200円台や300円台で食べることができます(!!)。

さらに、ボリュームもしっかりしているので、まちかど厨房のお弁当1食だけでも1日を過ごすのに足りるエネルギーを摂取できます。

1日1食かつ200円~300円程度で食費が済むので、お財布にも優しいです。

唯一の難点を挙げるとするならば、売り切れていることが少なくないということでしょうか・・・

弁護士業務とは全く関係のないローソンさんの紹介記事になってしまいましたが、皆様、何卒ご容赦ください。

エアコン

今朝はすごい大雨と雷でしたね。

先日も、豊田市から名古屋に向かう電車に乗って発車を待っていたら、空いているドアから横殴りの雨が降り込んできて、電車内にいたのにもかかわらずびしょぬれになってしまいました。

台風は離れて行ったようですが、天気予報によると、また天気が急変する可能性もあるとのことですので、お出かけの際にはご注意ください。

さて、8月も半ばとなりました。

暑い日が続いており、エアコンの冷房をつけていないと耐えられない程です。

就寝の際も冷房をつけた状態にしているのですが、冷房をつけっぱなしだと、起床した際に体がだるい感じがして、疲れが取れたような気がしません・・・

かと言って、冷房を付けずに寝ると、暑くて眠れません・・・

タイマーを付けて寝てみても、タイマーが切れたら暑くて起きてしまうといった状態です・・・

毎年のことですので、半ば諦めてはいるのですが、睡眠が不十分だと仕事のパフォーマンスも低下してしまうので、何か良い対策はないものかと探す日々です。

ちなみに、私がウェブサイトを検索して見つけた対策で、個人的に最も効果があったと感じるのは、「冷房の設定温度を若干高めにする」という方法です。

寝付くまでは少し時間がかかるのですが、起きた時のだるさは少ないように感じます。

何か有効な方法がございましたら、是非ご教授ください。

裁判手続のIT化と猛暑

最近、非常に暑い日が続いておりますが、皆様、熱中症にはなっておられませんでしょうか。

十分に水分を補給して、体調を崩されないようお気を付けください。

私はと言いますと、例年より日中に外出する機会が減っておりますので、今のところは猛暑によってそこまで大きなダメージは受けておりません。

外出の機会が減った大きな原因は、コロナ禍以降、訴訟の手続がwebや電話で行われることが増えたためです。

以前は、よほど遠隔地でない限りは、裁判所に出廷して手続を行うことが多かったため、猛暑日に出廷があると移動だけで体力を削られて非常につらかったのですが、最近では、事務所に居ながら訴訟手続を行うことが出来る機会が増えました。

また、現在は、裁判関係の書類は基本的に郵送かFAXで提出することがほとんどなのですが、今後、民事裁判においては、「民事裁判書類電子提出システム(mints)」を利用した、電子データでの書面提出も進んでいく予定です。

弁護士の業界がどんどんIT化して便利になっていくのは非常に喜ばしいことではあるのですが、プライベートでは滅多に行くことのない遠方の裁判所に行く機会が減ってしまうことについては少し寂しさも感じます。

物価高

最近、豊田市では雨の日が続いておりますが、皆様のお住まいの地域のお天気はいかがでしょうか?

天気が悪くなると体調が崩れてしまうという方も少なくないかと存じますので、お身体にお気を付けてお過ごしください。

さて、今回は、私が物価高を感じたお話をしたいと思います。

以前よりニュースにて物価が高くなっているという話を目にしておりましたが、普段の私の買い物と言えばコンビニで弁当やカップ麺を買う程度ですので、そこまで物価高の影響は感じておりませんでした。

しかし、先日、スーパーへマヨネーズを買いに出かけたところ、以前は230円程度だったはずが、300円程度まで値上がりしており、身近なところに大きな物価高の影響が生じていることを実感しました。

ここまで大きく物価が上がっていると、食べ盛りのお子様がいらっしゃるご家庭などはさぞ家計へのダメージが大きいのではないかと思います。

この度の物価高は、世界的なインフレやウクライナ戦争、大幅な円安など、様々な要因が複合的に作用しているものであると聞いておりますので、私が一個人としてできる対策などはないかもしれませんが、物価高に苦しんでいる方が少しでも楽になる方法はないかと考えを巡らす日々です。

5G

ゴールデンウィークですね。

弁護士業界もこの時期はお休みされている先生が多いのではないでしょうか。

私はと言えば、特にゴールデンウィークの予定もないので、いつもどおり出社して裁判所へ提出する書面を作成しております。

お出かけ中の家族連れを目にすると、なんとなく寂しい気持ちが込み上げてくる感じがしなくもないですが、まぁ気のせいでしょう。

さて、先日、携帯電話の更新をサボっていて契約が解除になってしまったというお話をしましたが、ついに携帯電話を買い替えました。

ガラケーからiPhoneSE(第3世代)に一気にステップアップです。

最新の5G対応とのことですが、3Gと比べて何が進化しているのか、今のところはまだ実感できていません。

いずれにしても今回の携帯電話も大事に使って長持ちさせたいと思います。

ところで、携帯電話の更新をするにあたって、久しぶりに契約の説明をする立場ではなく、説明を受ける立場に立ったのですが、店員さんがいかにして複雑な契約を分かりやすく伝えようとしてくれているのかについて、いろいろな工夫を感じることができました。

この経験を私の本業にフィードバックして、依頼者の方に分かりやすい説明を心掛けていきたいと思います。

皆様、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

3G

新年度が始まりました。

つい最近までは、豊田市駅の近くの桜が新たな門出を祝うかのように満開でしたが、あっという間に散ってしまいました。

そして、新年度になって、ついに私の携帯電話も寿命を迎えてしまいました。

私の携帯電話は、高校生のころから使っていた3Gのガラケーだったのですが、令和4年3月31日をもってauの3Gサービスが終了となった影響で使えなくなってしまいました(話によると、今は5Gだそうですね。4Gの時代はいつの間に過ぎ去ったのでしょうか・・・)。

令和4年3月31日までに機種変更等の手続をするよう案内が来ていたのですが、仕事に追われる毎日でしたので、後回しにしていた結果、とうとう自動解約となりました。

そのため、私は、現在、このハイテク社会の中では珍しいのでないかと思われるプライベートの携帯電話を所有していない人物となっております。

電話番号がなくなって2週間が経過しましたが、さすがにチラホラと日常生活に支障が出てきておりますので、何とか時間を作って携帯電話を買いに行きたいと考えています。

なお、社用携帯は繋がりますので、依頼者の皆様方におかれましては、ご心配なく、お気軽に社用携帯までご連絡ください。

確定申告期限

本日、3月15日は、令和3年分の所得税の確定申告の期限でした。

最終期限である本日もe―Taxの接続障害が生じるといったトラブルがありましたが、ひとまず、確定申告を終えられた納税者の皆様、そして、確定申告に関与された税理士の先生方、今年もお疲れ様でございました(私の所属する東海税理士会豊田支部の先生方も最近はずっとお忙しそうでした…本当にお疲れ様です。一段落しましたらゆっくり休んでください。)。

今回は、「この時期になると確定申告ってよく聞くけど、実際どんな制度なの?」という方に向けて、簡単に確定申告についてご説明させていただきたいと思います。

所得税の確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額を計算し、国に対して自分の納める税金の額を報告する手続のことを言います。

申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収されている税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算することになります(払い過ぎがあれば、払い過ぎている分の税金が返ってきますし、既に払っている分があるものの不足が生じているという場合は、足りない部分を支払う必要があります。)。

確定申告期限までに確定申告が間に合わなかった場合は、無申告加算税が課せられ、払うべき税金が増えてしまう可能性もございますので、確定申告が必要な方は、必ず期限内に申告をするように心がけていただけたらと存じます。

 

 

1日のタイムスケジュール

コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が止まりませんね…

皆様、感染しないよう十分にご予防ください…

さて、この仕事をしていると、たまに依頼者様より、弁護士はどんな一日を過ごしているのかというご質問をいただくことがございます。

そこで、非常にザクっとした形ではございますが、私の一般的な平日のタイムスケジュールについて、公開したいと思います。

午前8時 起床
午前8時~午前9時 出社準備
午前9時 出社
午後11時 帰宅
午後11時~午前0時30分 夕食・入浴
午前0時30分~午前2時 次の日の準備が終わったら自由時間
午前2時 就寝

これをお話させていただくと、「朝食と昼食は摂らないの?」というご質問を頂戴することもあるのですが、私は基本的に夕食のみの1日1食生活をしております(食事よりも睡眠と仕事の時間を優先順位が高いです。もっと言えば、自炊する技術や気力もないため、基本的に夕食はコンビニで調達したものを食べています。)。

弁護士になってから大体はこのような毎日を送っております。

1日1食なのに体重が増えていくことが近年の悩みです…

皆様は、体調を崩されませんよう、しっかりと栄養と摂って、健康にお過ごしください。

 

YouTube

弁護士というと文系の職業というイメージが強いかと思いますが、仕事で物理や数学の知識が必要となることも多々あります。

私は最近までこれらの知識は本を読んで修得してきました。

しかし、最近はYouTubeの教育系コンテンツが非常に充実してきており、本を読んで勉強するよりYouTubeの動画を見た方が理解がしやすいということも少なくありません。

有益な動画を作成してくださっているクリエイターの方々に感謝をしつつ、日々勉強をさせていただいています。

<初>東北地方

明日から出張で、人生初の東北地方へ行って参ります。

15日(金)現在:今から帰宅して明日・明後日の準備

16日(土)午前:名古屋から秋田県へ移動/午後:秋田県で勉強会講師

17日(日)午前:岩手県で勉強会講師→青森県へ/午後:青森県で勉強会講師→東京へ

18日(月)午前:東京→四日市の裁判所で裁判期日

といったスケジュールなので、初の東北を満喫する余裕はないかもしれませんが…

頑張ります!

季節の変わり目

少しずつ涼しくなってきたような気配がある今日この頃、皆様、いかがでしょうか。

私は、季節の変わり目に弱いところがありますので、体調管理に気を付けなければと思っております。

皆様、体調を崩さないように気を付けてお過ごしください。

皆様、ご無事でいらっしゃいますでしょうか・・・

昨日も今日もとても激しい大雨が降り続いておりますが、皆様ご無事でいらっしゃいますでしょうか…

豊田市でも、昨晩は、土砂災害の発生を警戒するようにとの緊急速報が鳴り響いておりました。

幸いにして、私自身は今のところそこまで大きな影響は受けておりませんが、私の依頼者様は、南は鹿児島県から北は北海道まで、全国各地にいらっしゃいますので、依頼者様のお住いの地域で、川が氾濫しているとか、土砂崩れで家が潰されてしまっているといった類のニュースを見ると、依頼者様の安否がとても心配になります…

新型コロナウイルスの感染者が急増しているという大禍の中で、さらに今回の大雨といった自然災害まで発生してしまい、絶望的な気持ちに囚われてしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、今はとにかくご自身の身を守ることを最優先に考えていただき、決して投げやりな行動はとらないようにしていただけたらと存じます。

大雨特別警報が出ている地域も少なくないようですので、避難が必要な地域にお住いの方は、手遅れにならない内に、できるだけはやめに避難をしていただきますようお願い申し上げます。

早くこの雨が弱まること、そして何より、皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

民法改正~債権者代位権⑤~

雨の日が続きますね…

雨の影響で電車の遅延が発生している地域もあるようですが、豊田市行きの電車は雨で遅れることはほとんどないのが救いです。

さて、今回も債権者代位権に関する改正内容の続きを見ていきたいと思います。

前回は新法423条の3について解説しましたので、今回は新法423条の4ですね。

今回の解説の前提として、まず、次のような事案を検討してみましょう。

「Bさんは、Cさんとの間で、Bさんが所有する絵画を100万円でCさんに売却するという売買契約を締結した。ただし、代金についてはまだCさんから支払ってもらっていない。」(Aさんは書き忘れたわけではなく、後程出てきます。)

では、この事案で、BさんがまだCさんに絵画を引き渡していなかったとしたらどうなるでしょう?

この場合、BさんがCさんに対し「100万円を支払え」と言ってきたとしても、Cさんは、Bさんに対し、「Bさんが絵画を渡してくれるまで、100万円は支払わない。」ということのできる権利があります(これを「同時履行の抗弁権」と言います)。

それでは、上記の事案において、「Bさんに100万円を貸したがBさんに返済のための資力がないために困っているAさん」を追加して考えてみましょう。

この場合、Aさんは、債権者代位権の制度を利用し、BさんがCさんに対して有している100万円の売買代金請求権を行使できるようにも思えます。

しかし、問答無用でAさんがCさんから100万円を回収できるとすると、CさんはBさんに対しては、「絵画を渡してくれるまで、100万円は支払わない。」ということができたのに、Aさんに対してはこのような主張をすることができず、絵画を得ることもできない上に100万円まで取られてしまうという踏んだり蹴ったりな状況になってしまいかねません。

そこで、新法423条の4は、Cさんは、Bさんに対して主張することが出来る抗弁(今回の場合、「絵画を渡してくれるまで、100万円は支払わない。」という主張)をもって、Bさんに対する債権者であるAさんに対抗できるとしています。

これによって、Cさんは、たとえAさんが債権者代位権を行使したとしても、Bさんから絵画を受け取るまではAさんに対して100万円を支払うことを拒否できるのです。

 

民法改正~債権者代位権④~

緊急事態宣言が明けるまであと少しですね。

これで豊田の街にも活気が戻ると良いのですが・・・

さて、今回は「債権者代位権」に関して新たに設けられた新法423条の3について解説していきたいと思います。

おさらいですが「債権者代位権」とは、債権者が自分の債権を保全する必要がある場合に、債務者が有している権利を行使することが出来る権利のことを言います。

そのため、「AさんがBさんに100万円を貸したが、Bさんは返済するだけのお金を持っていないため返せない。ただ、BさんはCさんに100万円を貸しつけており、まだCさんから返してもらっていない。」という事案において、Aさんが債権者代位権の制度を利用すると、Aさんは、BさんがCさんに対して有している貸金返還請求権を行使できる可能性があります。

しかし、本来、BさんがCさんに対して有している貸金返還請求権を行使した場合、Cさんは「Bさんに」お金を返すのが原則です。

そのため、上記の例において、Aさんが債権者代位権を行使したものの、BさんがCさんから100万円を受け取ることを拒否したような場合、結局、AさんはBさんからお金を返してもらえないという結論になりかねません。

そこで、新法423条の3では、AさんがCさんに対し、「自分に100万円を支払え」と請求することができる旨を規定しています。

これによって、Aさんは、Cさんから直接100万円を受け取ることができ、「その100万円をBさんに返還する債務」と、「AさんがBさんに対して有している100万円の返還請求権」を相殺することで、AさんはBさんから100万円を返してもらったのと同じ結果を実現することができるのです。

民法改正~債権者代位権③~

また緊急事態宣言が出てしまいましたね…

豊田市の飲食店も時短営業や休業をしているところが多く見られます。

早く元の生活に戻ることが出来るよう願うばかりです。

さて、今回も「債権者代位権」に関する改正内容を見ていきたいと思います。

おさらいですが、「債権者代位権」とは、債権者が自分の債権を保全する必要がある場合に、債務者が有している権利を行使することが出来る権利のことです(具体例については、過去の記事をご参照ください)。

今回は新設された新法423条の2について、解説いたします。

例えば、「AさんがBさんに50万円を貸したが、Bさんは返済するだけのお金を持っていないため返せない。ただ、BさんはCさんに100万円を貸しつけており、まだCさんから返してもらっていない。」という場合、Aさんは債権者代位権に基づき、BさんがCさんに対して有している貸金返還請求権を行使できる可能性があります。

では、この場合、Aさんは、Cさんに対して、100万円を返すように請求できるのでしょうか?

この点に関する条文が新法423条の2であり、これによると、債権者(Aさん)が被代位権利(BさんがCさんに対する貸金返還請求権)を行使する場合、行使できる被代位権利の範囲は、自己の債権の額(50万円)が限度となります。

したがって、先ほどの例では、AさんがCさんに対して100万円を返すように請求できず、返済を求めることができるのは50万円が限度となります。

新年度

今年も4月に入り、新年度が始まりました。

昨年の4月1日に改正民法が施行されてからもう1年となります。

この1年、コロナウイルスの感染拡大の影響により、弁護士の業務へも大きな影響がありました。

1回目の緊急事態宣言の際には、裁判期日が全て取り消しになりましたし、弁護士会の会務や行事もリモートが中心となり、人と接する機会が激減しました。

他方で、裁判のリモート化(電話会議やWEB会議)も進みましたので、悪いことばかりというわけではなかったかなとも思います。

皆様のご状況はいかがでしょうか。

今現在もコロナウイルス感染拡大の影響が大きく、つらい思いをされている方も少なくないかと存じます。

困っておられる方のお力に少しでもなることが出来たらと存じますので、一人でお悩みにならずに、お気軽に弁護士までご相談ください。

さて、少ししんみりしてしまいましたが、新年度にも入りましたし、心機一転、頑張っていきたいと思います!

この春に進級・進学された皆様、新しく社会人となられた皆様につきましては、おめでとうございます!

まだまだ大変な時期が続くかとは思いますが、大変な中にも楽しみを見つけながら一日一日を過ごせるように祈っております。