トリプルウィッチング

弁護士業務をしていると、ポイズンピル、ホワイトナイト、ゴールデンパラシュートなど、たまに法律関係の用語とは思えないようなやたらカッコイイ(?)用語を耳にすることがあります。

だから何というわけでもないのですが、9月15日はトリプルウィッチングでした。

トリプルウィッチングとは、主に米国の金融市場で使われている言葉で、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つのデリバティブ取引の取引期限満了日(決済期日)が重なる日のことを言います(SMBC日興証券のホームページより引用)。

トリプルウィッチングの日には、それぞれの取引の決済を行うための特別清算指数(Special Quotationを略して「SQ」と呼ばれます。)が算出されることに伴って取引量が増加し、相場が乱高下する傾向があります。

これを、①株価指数先物取引、②株価指数オプション取引、③個別株オプション取引のそれぞれの決済期日という3人の魔女が相場を攪乱させることに例えた用語がトリプルウィッチングです。

今回のトリプルウィッチングでは、S&P500も、ダウ平均も、ナスダックも急落しました。

来週はFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。

また株式市場が大きく動く可能性がありますので、慎重に見守りたいと思います。