司法修習

つい先日から,第72期の司法修習生の司法修習が始まりました。

そこで,今回も民法改正の話はお休みにして,司法修習の話をしたいと思います。

司法試験は,合格したらすぐに裁判官,検察官,弁護士になれるというわけではなく,約1年間に及ぶ司法修習を経なくてはなりません。

しかも,司法修習の最後には,俗に「二回試験」と呼ばれる卒業試験のようなものがあり,たとえ司法試験に合格していても,この二回試験に合格しなくては法曹になることはできません。

このような恐ろしい二回試験が控えている司法修習ではありますが,日々の修習自体は,弁護士になってからは見ることのできない裁判所や検察庁の内部を見ることができたり,裁判官,検察官,弁護士の率直な意見が聞けたりして,非常に貴重な経験を積むことができます。

そして何より,素敵な仲間達に出会うことができます。

私が修習生だった頃は,周りの仲間達にとても恵まれていたため,公私ともに非常に楽しく1年間を過ごすことができました。

私の友達も今年の司法試験に合格をし,まさに今,司法修習へ行っています。

大変なこともたくさんあるかもしれませんが,楽しいこともたくさんあるはずなので,有意義な1年間を過ごして欲しいです。