尋問

もう少しでゴールデンウィークが始まりますね。

皆様はゴールデンウィークのご予定等はございますでしょうか?

私の予定はと言いますと,もうすぐ尋問の期日がありますので,その準備を進める予定です。

裁判で行う尋問とは,簡単に言うと,「証人や当事者に質問をし,返答をさせる手続」のことです。

尋問に対する返答としての供述は,その事件の証拠となりますので,尋問期日において,証人や当事者の方がどのような話をするかは,非常に重要です。

そして,日本では,審判者である裁判官が尋問をするという「職権尋問」の方式ではなく,裁判官の訴訟指揮の下に当事者(弁護士含む)が証人や当事者を直接尋問をするという「交互尋問」の方式が採用されていますので,尋問をする当事者・弁護士は,事前にどのようなことを尋ねるのか等について,入念に準備をする必要があります。

「どのような質問をどのような順番でどのようにしていけば証人の言っていることが真実であると裁判官に分かってもらえるか。」,「どのような事実を聞き出せば依頼者の方に有利になるのか」などなど,尋問の準備にあたっては考えなくてはならないことが非常にたくさんあります。

尋問については,今後もブログで詳しい話をしていけたらと思います。