今,裁判員裁判を一件持っておりますが,間もなく終わりそうです。
裁判員以外の裁判は基本的に書面のやり取りで手続きが進められることが多いのですが,裁判員裁判は,法廷において,口頭で主張・立証が行われます。
裁判官,裁判員の方々に伝えたいことを伝えるために,検察官や弁護士はパワーポイントを使う,図や表を用いる等,さまざまな工夫をします。
話し方にも工夫が必要です。ゆっくりと,聞き取りやすく,強弱をつけて話す,身振り手振りを交えるなど,きちんと印象に残る話し方をしなければなりません。
弁護士のドラマでみるような法廷シーンは実際の裁判とは程遠い印象をもっておりますが,裁判員裁判に関しては割とイメージが近いのではないかと思います。
この裁判も,ベストを尽くしました。あとは判決が出るのを待つばかりです。