交通事故の被害相談 by 弁護士法人心 名古屋駅法律事務所

交通事故被害相談@名古屋駅

赤字会社の経営者の基礎収入について

1 基礎収入って?

基礎収入は,損害項目のうち,休業損害および逸失利益に関する問題になります。

すなわち,休業損害とは,被害者が交通事故により受けた傷害の症状が固定するまでの療養の期間中に,受傷及びその療養のために休業し,または,十分に稼働することができなかったことから生ずる収入の喪失を意味し,他方,後遺障害逸失利益とは,交通事故により身体に後遺障害を残し,労働能力が減少したために将来発生するであろう収入の減少を意味します。

そして,休業損害の算定方法は,収入日額(基礎収入から日額を認定します。)×休業日数であり,他方,後遺障害逸失利益の算定方法は,基礎収入×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数であります。

このように,基礎収入の金額がいくらであるかによって,休業損害や逸失利益の金額が異なってきます。

基礎収入という言葉を使用していますが,端的に言ってしまうと,年収と理解していただいて結構です。

2 参考にされる基礎収入

「基礎収入って,いつの年度のものを使用するのでしょうか。」

通常,交通事故の前年の基礎収入を使用します。

たとえば,平成28年に交通事故に遭われた被害者の休業損害を算定する場合は,平成27年の基礎収入を参考にします。

3 赤字会社の経営者の場合

赤字会社の場合は,紙面上はマイナスの所得額ということになりますので,休業損害や逸失利益が生じない可能性があります。

もっとも,休業損害の収入日額を算定するに際しては,基礎収入(たとえば,交通事故前年の確定申告書)と併せて,固定経費(家賃,光熱費など)を加算して認定する方法があります。また,逸失利益の基礎収入を算定するに際しては,少なくとも同年齢・同職種程度の収入を得る蓋然性があると立証して,賃金センサスを参考にすることもあります。

ですので,赤字経営であるからといって,休業損害や逸失利益が即座に生じないということにはなりません。

4 さいごに

とはいえ,赤字経営の場合の休業損害や逸失利益が生じるか否かはその計算方法や立証方法が難しいものになります。

ですので,まずは弁護士までご相談ください。

弁護士法人心の事務所は,名古屋駅から徒歩圏内にございますので,まずはフリーダイヤル(0120-41-2403)までお電話ください。

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きちんと立証するために

交通事故によってケガをすると,ケガの程度によっては会社を休まざるを得なくなることもあります。

また,交通事故によって後遺症が残ってしまった場合には,それによって以前のようには働けなくなってしまい,収入が減少してしまうこともあります。

そういった交通事故による逸失利益を計算する時には,基礎収入を参考にすることになります。

当ページでは,「赤字会社の経営者の休業損害や逸失利益はどうなるのか」ということについて,ご説明しております。

結論から言えば,赤字経営でも休業損害や逸失利益が生じることはあります。

ですが,だからといって安心はできません。

「立証ができなくて生じなかった」いうことにならないよう,きちんと状況を把握し,立証していく必要があります。

また,経営者の方の休業損害や逸失利益自体,複雑なものですから,赤字会社でなかったとしても,適切に賠償してもらうためには,きちんと弁護士に相談をしておいたほうがスムーズかと思います。

当法人の名古屋駅法律事務所も,当法人の本部も,名古屋駅から非常に近い所にあり,アクセスが便利です。

ご相談のお時間にも柔軟に対応しておりますので,名古屋やその付近にお勤めの場合,お仕事帰りにもご来所いただくことができるかと思います。

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