反応速度2

先日の反応速度の記事についてですが,反応速度は判断を伴う場合,0.15秒より遅くなる場合があるようです。

また,音刺激の方が,光刺激より反応速度が速くなるようです。

さらに,手より足の方が30msecほど遅くなるようです。

 

自動車の運転の場合,飛び出してきたものが何かという判断,光刺激に対する判断,足による反応という結果,理論値より遅くなっているとも考えられます。

 

弁護士として,いつも周囲の刺激には敏感でいたいと考えています。

 

押印と捺印

押印,捺印ともにハンコを押すことを指しますが,法律用語辞典によれば,捺印はかつての用語とのことです。

そこで,法令データベースで捺印を検索してみました。(なお,法令データベースは現在施行されている法令であり,廃止された法令は検索に引っ掛かりませんので,ご了承ください。)

捺印が使われている法令は現在31件あり,最新のものは「保護司の選考に関する規則」(平成13年1月6日法務省令第15号)ですが,その前は昭和28年制定のものとなります。

戦後に制定された法令(現在施行されているもの)で捺印が用いられている法令の数は,たった7件です。

これに対して,押印が使われている法令は現在585件あり,戦後に制定された法令も数多くあります。(戦前でも押印が使われている法令があります)

 

上記からすると,戦前は押印,捺印が(区別されていたかどうかはともかく)両方とも用いられており,戦後になってから押印を用いるのが一般的になったとひとまずは言えると思います。

 

弁護士業務の中で一般的に用いられていますが普段あまり意識することのない押印の用語も,調べてみると様々な発見があります。

反応速度

人の反応速度は最速で0.15秒程度と言われています。

つまり,理論上は,集中していれば,車に乗っていて人が飛び出してくるのが確認できた後,0.15秒後にはブレーキを踏むことができる,ということになります。

実際には,空走時間(ドライバーが危険な進路妨害物を発見してから実際に制動が始まるまでにかかる時間)は裁判等では0.75秒程度と言われています。

時速60キロメートルで進んでいる自動車の場合,秒速に換算すると16.6メートルですので,上記の差で,9.96メートル進んでしまうことになります。

 

私は普段名古屋をふくめ,車を運転することはありませんが,乗る際には,気を張って最速で反応できるよう心がけたいと思います。