1月3日まで休みの理由

1月1日は元日です。

国民の祝日に関する法律(昭和二十三年七月二十日法律第百七十八号)は,1月2日,1月3日についてこれを祝日としていません。

しかし,市役所,裁判所を含む官公庁は,1月3日までお休みです。何故でしょうか。

 

行政機関の休日に関する法律(昭和六十三年十二月十三日法律第九十一号)は,行政機関の休日として,以下のとおり定めています。

 日曜日及び土曜日
 国民の祝日に関する法律 (昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日
 十二月二十九日から翌年の一月三日までの日(前号に掲げる日を除く。)
このため,1月3日まで行政機関は休日となります。
なお,裁判所の休日に関する法律(昭和六十三年十二月十三日法律第九十三号)で,裁判所の休日も同様に定めています。
さらに,地方自治体は,地方自治法(昭和二十二年四月十七日法律第六十七号)第四条の二に休日の規定があり,条例で定めることとなっています。
「弁護士の休日に関する法律」はありません。

遺産分割における預貯金

平成27年(許)第11号遺産分割審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件の大法廷判決が本日出ました。

その論理については検討する必要がありますが,預貯金契約が通常の金銭債権と異なることが一つの論拠となっております。

「預貯金契約上の地位の準共有」という文言の趣旨も気になりますし,補足意見等では,様々な指摘がされています。

現在受けている事件にも影響を与えそうです。

漢方と法律

体調が悪く,弁護士業務に集中できないときなど,たまに葛根湯を飲むことがあります。

 

葛根湯などの漢方については,医療法施行規則第1条の9の3第3項で,医療法施行令に規定のある医学的処置に含まれています。

 

医療法施行規則第一条の九の三(抜粋)
3 令第三条の二第一項第一号ハ(3)に規定する厚生労働省令で定める医学的処置は、◆漢方◆、化学療法、人工透析、臓器移植、骨髄移植、内視鏡、不妊治療、緩和ケア又はペインクリニツクとする。

医療法施行令第三条の二(抜粋)

 法第六条の六第一項 に規定する政令で定める診療科名は、次のとおりとする。

 医業については、次に掲げるとおりとする。
 内科又は外科と次に定める事項とを厚生労働省令で定めるところにより組み合わせた名称(医学的知見及び社会通念に照らし不合理な組み合わせとなるものとして厚生労働省令で定めるものを除く。)
(3) 整形、形成、美容、心療、薬物療法、透析、移植、光学医療、生殖医療若しくは疼痛緩和又はこれらの分野に属する医学的処置のうち、医学的知見及び社会通念に照らし特定の領域を表す用語として厚生労働省令で定めるもの
医療法
第六条の六  前条第一項第二号の規定による診療科名は、医業及び歯科医業につき政令で定める診療科名並びに当該診療科名以外の診療科名であつて当該診療に従事する医師又は歯科医師が厚生労働大臣の許可を受けたものとする。

武士と農民

名古屋を含む東海地域は,織田信長,豊臣秀吉,徳川家康等戦国時代の名だたる武将を輩出した地域です。

そこで,戦国時代のキーワードである,「武士」と「農民」について,法令検索を行ってみました。

「武士」については,法令データベースで検索したところ,これを用いた法令は見つかりませんでした。

「農民」については,農業協同組合法3条2項で,

「この法律において「農民」とは、自ら農業を営み、又は農業に従事する個人をいう。」

と定義がされています。

 

武士は法律上もいなくなってしまったようです。