清須会議

最近見たDVDです。

 

織田信長が明智光秀に討たれた後,織田家の後継ぎを決める非常に重要な会議が開かれました。

織田信長といえば,名古屋出身で大人から子供まで全員知っている戦国大名です。

その後継ぎとなるべきお方を決める会議であり,柴田勝家と羽柴秀吉を中心として政略渦巻く会議が行われました。

 

これを,三谷幸喜が映画化しました。

三谷幸喜らしく,非常にコミカルに描かれている部分もあれば,非常シリアスに描かれている部分もあります。

ただ,これまでの三谷幸喜の映画に比べると,テンポが悪く,やや間延びしている感じを受けます。

 

とはいえ,非常に面白い作品ですので,ぜひ皆さんご覧ください。

名古屋で生活する相続弁護士として,織田信長の後継ぎ問題に詳しくなりました。

 

 

日本の相続

相続の事件を多く扱う弁護士として,日本の相続がこれまでどのような制度だったのかについて,たまに気になることがあります。

ということで,今回は,歴史の勉強です。歴史に学び,経験に学び,これを仕事に生かしていこうと思います。

 

明治時代の相続については,家督相続制度であり,長男が戸主としての地位を承継するという制度でした。

これに対して,江戸時代の相続制度は,身分によってさまざまにわかれていたようです。

 

武家の社会では,長男の単独相続だったようです。明治以降の相続制度は,武家社会の常識を法制度として取り入れたものといわれています。

 

商人の間では,長男にこだわらず,優秀な方を後継ぎにするため,養子に後を継がせることが,積極的に行われていたようです。

農民の間では,農地の分割について制限が加えられていたため,単独で相続することが多かったようです。

ただ,誰が相続するのかについては,地域によって慣行が異なっており,長男が相続する場合もあれば,最も早く生まれた者(長男か長女)が相続するという場合もあったようです。

 

今回の記事は,一般的に言われていることをまとめただけなので,これから,江戸時代の研究書を紐解いて,調べてみたいと思います。